忌野清志郎さんとの《ここだけの話》
SNSでは語られない、ちょっとレアな「ここだけの話」を不定期更新!
2006年にNHKホールで行われた『soul of どんと2006』はどんとの追悼コンサートという枠を越えて『どんと紅白』と銘打ってボガンボス、ローザ、どんとソロ時代の名曲を一流アーティストの皆さんが白組、紅組に分かれ、メンバーの演奏にのせて歌い舞うという大祝祭となった。
ハナレグミ、YO-KING、竹中直人、UA、岸田繁(くるり)、宮澤和史、古謝美佐子、AMANAという 豪華ゲストのトリを飾ったのが、忌野清志郎だった。
それぞれのアーティストが好きな曲目を選んでステージで想いを込めて歌い紡ぐ中、清志郎さんが選んでくれたのは、どんとソロ時代の曲『孤独な詩人』だった。
「こんな感じでやりたいんだよね」と、自ら歌、ドラム、ギター、ベースを録音したデモテープまでいただき、その真っ直ぐな本気の想いにあらためて感激したことを今でも覚えています。
コンサート当日は、清志郎さんは体調を崩しているにもかかわらず最幸のSoulと歌を120%奉納していただき、最後にはあの!『マントショー』までプレゼントしてくれました。
メンバー全員が清志郎さんの熱い歌に引き込まれて最幸の音たちが生まれ、会場が自然とひとつになり、大興奮の中祝祭は幕を閉じたのです。
清志郎さんの大ファンだった心友どんとの曲『孤独な詩人』をまるで自分の曲のように心の底から熱唱する清志郎さん。僕の心の中には今でも清志郎さんの歌声が響き続けています。
『星になったのさー 星になったのさー あいつは星になったのさー 星になったのさー』
清志郎さん!本当に心から心からありがとうございました!またいつか何処かでご一緒できますように!その時は素敵な新曲聴かせてください!!
どんと 2000/1/28 星になったのさ
忌野清志郎 2009/5/2 星になったのさ